多宝塔(鑁阿寺)概要: 多宝塔(桁行3間、梁間3間、高さ約20m、銅板葺瓦棒)は元禄5年(1692)5代将軍徳川綱吉の生母桂昌院が寄進再建された建物です(相輪の宝珠は寛永6年(1629)のもので再利用されています)。徳川家は源氏の流れ(幕府を開く際、源氏の血筋を名乗り正当性を誇示する為、家系図を改ざんした説が有力)を汲むと称していた事から内部には足利家の大位牌と共に徳川家歴代将軍の位牌が安置され、本尊金剛界大日如来坐像(栃木県指定重要文化財)、前仏勢至菩薩像、両側に十六羅漢像が安置されています。木造の多宝塔としては栃木県内唯一、又、日本最大級に多宝塔として貴重な事から昭和41年(1966)に栃木県指定重要文化財に指定されています。
鑁阿寺境内
[ 太鼓橋 ] ・
[ 山門 ] ・
[ 本堂 ] ・
[ 多宝堂 ] ・
[ 経堂 ] ・
[ 不動堂 ]
[ 御霊屋 ] ・
[ 大酉堂 ]・
[ 大黒堂 ] ・
[ 蛭子堂 ] ・
[ 鐘楼 ] ・
[ 東門 ]
[ 北門 ] ・
[ 西門 ]
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