栃木市: 太山寺

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概要・歴史・観光・見所
太山寺(栃木市)概要: 大平山寶樹院太山寺の創建は天長10年(833)、慈覚大師円仁(平安時代の天台宗の高僧)が自ら彫り込んだ十一面千手観音(手法から鎌倉時代に制作されたものと推定されています。像高243cm、体躯一木造、木像寄木造、彫眼、栃木県指定重要文化財)を本尊とした開山したのが始まりとされます。天正12年(1584)に太平山一帯は、北条氏と皆川氏との戦いの激戦地となり太山寺も兵火にあい多くの堂宇や記録、寺宝が焼失します。

3代将軍徳川家光の側室お楽の方(4代将軍家綱の生母)が現在の現大平町高島出身で大病の際、当寺で静養を行なっていた縁があった事から庇護の対象となり、境内にはお楽の方が家光を偲んで植えたと伝わるしだれ桜が「岩しだれ」とも呼ばれ、桜の名所になっています(推定樹齢350年、樹高約9m、幹周約2m、枝張約12m:栃木市指定天然記念物・とちぎ銘木百選)。当初は天台宗の寺院でしたが、延宝3年(1675)に知足院の請願により真言宗に改宗し、大和国長谷寺小池坊の直末となっています。

大平山は古くから神仏習合し大平山山頂付近に鎮座する太平山神社の別当寺院として祭祀を司ってきましたが、明治時代初頭に発令された神仏分離令により太平山神社とは分離しています。本堂背後の高台には寛永年間(1624〜1644年)に再建された観音堂(宝形造、銅板葺、桁行3間、梁間3間、正面1間唐破風向拝付、向拝の彫刻は龍、波、象、獅子、鳳凰)があり、市内最古の寺院御堂建築として貴重な事から昭和52年(1977)に栃木市指定有形文化財に指定されています。東国花の寺百ヶ寺栃木5番札所。宗派:真言宗豊山派。本尊:不動明王。

太山寺の文化財
・ 木造千手観音立像−鎌倉時代−栃木県指定重要文化財
・ 太山寺観音堂−寛永年間(1624〜1644)−栃木市指定有形文化財
・ 釈迦如来像−栃木市指定有形文化財
・ 大威徳夜叉明王像−栃木市指定有形文化財
・ 文殊菩薩像−江戸時代初期−栃木市指定有形文化財
・ 大日如来像−栃木市指定有形文化財
・ 不動明王像−栃木市指定有形文化財
・ 入定平−栃木市指定史跡
・ しだれ桜-推定樹齢350年(家光の側室お楽の方手植え)-栃木市指定天然記念物

【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-栃木市教育委員会

太山寺:写真

太山寺
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