西宮神社(佐野市)概要: 西宮神社は一瓶塚稲荷神社の境内社で一間社、流れ造り、銅板葺き桁行0.81m、梁間1.56m、向拝付で一瓶塚稲荷神社の再建時(一瓶塚稲荷神社の拝殿と幣殿は天保5年:1834年の火災で焼失後に再建されています。)に建立されたと考えられています。当初は江戸時代後期の神社本殿建築と同様に社殿全体に精緻な彫刻が施されていたそうです(現在は欠落していますが中国の古事を模した彫刻が社殿外壁の3面に施されていたそうです。)。西宮神社社殿は小規模ながら江戸時代後期に建てられた精巧な神社本殿建築の遺構として貴重なことから平成3年(1991)に佐野市指定有形文化財に指定されています。
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板(由緒沿革)-西宮神社
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