衣替えの清水(白河市白坂)

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概要・歴史・観光・見所
衣替えの清水(白坂宿・福島県白河市)概要: 衣替えの清水は奥州街道沿いの白坂宿と国境(藩境)の途中に位置しています。伝承は大きく2つあり、1つは弘法大師空海(平安時代初期の高僧、真言宗開祖)が当地に巡錫で訪れた際、この清水で身を清め(沐浴)、衣替えをした。もう1つは、当地が日照りが続き井戸が枯れ果て住民が困っていると弘法大師空海が訪れ、井戸の底に杖を突き刺し、7日後に杖を抜くようにと継げてこの地を去りました。7日後に住民が杖を抜くと、そこから懇々と清水が湧き出てきてその後枯れる事が無かったと伝えられています。元禄2年(1689)には松尾芭蕉が「奥の細道」で奥州街道を北上し、ここを通過して「白河の関」に向っている事から芭蕉が衣替えの清水に立ち寄ったとされます。ただし、芭蕉の弟子で随行していた河合曽良の日記には「境の明神」の事は記載があるものの、「衣替えの清水」については特に記述が無い事からあくまでも利用した可能性があるという事だと思います。

衣替えの清水:写真

白坂宿:衣替えの清水
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