おなで石(日光市・川治温泉)概要: 案内板によると「 その昔、川治村民の多くは炭焼きや木材を筏で運び生活の糧を得て居りました。この山奥の一山村の素朴な信仰の対象となったのがこの「おなで石」です。村人達は事あるごとにこの石を撫でて安産・無病息災・家内安全を願ったといわれております。」とあります。所謂性器信仰のようで多くの男根石が奉納され、少ないながらも女陰石も見られます。※ どうやら、小祠前に安置された女陰石が「おなで石」のようで、戦後に鬼怒川が氾濫し川岸に打ち上げられていたものを近くの店主が持ち帰り奉納したそうです。一般的、このような信仰は子授、安産、子孫繁栄に御利益があるとされますが、当地では無病息災や家内安全にも御利益があるそうです。
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