鐘楼:概要

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概要・歴史・観光・見所
鐘楼(西明寺)概要: 西明寺鐘楼は江戸時代中期の享保7年(1722)に建立されたもので、三重塔の後方に位置しています。構造は、宝形屋根、茅葺、桁行2間、梁間2間、外壁は柱のみの吹き放し(下層部は角柱・上層部は丸柱)、腰壁と欄間部は真壁造り白漆喰仕上げ木部朱塗り、上層部高欄付、納札裏墨書には「鐘桜供開眼清水寺塔供養同日也」の銘、江戸時代初期の寛文11年(1671)に鋳造された梵鐘(一打鐘声当願衆生 脱三界苦 得見菩提 願請賢聖 同入道場 願諸悪趣 倶時離苦 嘉暦三?辰三月十一日 以上旧銘也 旧鐘口二尺也今破損 故今度高橋道讃為二世安全二尺二寸鋳直会寄進者也 下野国真壁郡益子郷 独鈷山西明寺鴻鐘菜也 観音寺長栄書之願人 尭識坊大工 大沢村藤原住 岩崎惣兵衛宗清 寛文十一壬子天南呂九日の銘)が釣り下げられています。西明寺鐘楼は江戸時代中期の鐘楼建築の遺構で、西明寺の境内を構成する要素として貴重な事から昭和50年(1975)に栃木県指定有形文化財に指定されています。梵鐘も同年に栃木県指定文化財に指定されています。

鐘楼:写真

鐘楼
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