盲蛇石(那須温泉)概要: 昔、五左ェ門(奥の細道で松尾芭蕉、曾良が宿泊した湯宿主も五左ェ門だった事から代々世襲していたのでしょうか?)という湯守が晩秋に山仕事を終え殺生石があり殺生河原と呼ばれたこの地で一匹の大蛇に出会いました。大蛇は盲目でうずくまっていたので、五左ェ門は"この様子ではとても冬は越せないだろう"と思いススキと落ちていた小枝で小屋を作り大蛇の住まいとしました。春になって五左ェ門が小屋を覗きましたが、すでに大蛇の姿がなく、かわりに辺り一面、湯の花で埋め尽くされていました。神の使いである蛇を助けた事で湯の花の作り方を伝授されたと感じた村人達は蛇の首に似たこの石を"盲蛇石"と名付け信仰の対象となったそうです。
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-環境省・栃木県
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