蓮城院(旧二宮町・真岡市)概要: 蓮城院の創建は寛永年間(1624〜1643年) に物井地内峯高で開かれたと伝えられています。歴代領主である稲葉氏、大久保、宇津氏に庇護され、嘉永4年(1851)に二宮尊徳によって現在地の移され再建されました。二宮尊徳(金次郎)は安政3年(1856)に現在の今市で逝去し如来寺に葬られましたが、門人横山平太(当時の桜町陣屋代官)が遺髪を奉じ、蓮城寺にある娘文子(嘉永6年:1853年、東郷陣屋で難産の末母子共逝去。享年30歳。)の墓碑に埋葬されました(享年70歳)。
又、同じ墓域内には当時の領主だった宇津はい之助(明治5年:1875年、東京で死去し現在の目黒区にある安養院に葬られましたが、桜町の領民により蓮城院境内に供養塔が建立されました。享年81歳。)の墓碑や桜町陣屋代官だった横山周平(天保4年:1833年、江戸で死去。享年36歳。)、平太の墓碑などがあり二宮町指定史跡に指定されています。宗派:曹洞宗。本尊:釈迦牟尼仏。
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-一円融合会
・ 現地案内板(二宮金次郎墓域)
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