長栄寺(真岡市二宮町)概要: 長栄寺は案内板によると「 長栄寺は、嘉承3年(850)慈覚大師により創建されたと伝えられています。武将名門の信仰篤く、藤原秀郷も平将門征討の祈りに武運先勝を祈ったとされ、以来、祈願所として伝わります。その後、久下田城主水谷蟠龍斎正村が当寺の観音を信仰し、その孫の水谷伊勢守勝隆が寛永9年(1632年)に観音堂、大日堂、楼門、本堂、庫裏を再建しました。現在では楼門のみが残っています。 環境省・栃木県 」とあります。楼門は寛永9年に再建された当時のもので三間一戸、入母屋、瓦葺き、2層目には高欄を廻しています。長栄寺楼門は江戸時代初期の貴重な建物として昭和42年(1967)に真岡市(旧二宮町)指定有形文化財に指定されています。又、同様に寛永9年(1632)に再建された観音堂(千手堂:本尊千手観音、寄棟、茅葺、桁行5間、梁間5間、現在は銅板に葺き替えられています。)があり文化財指定されていましたが平成10年(1998)に月山寺(茨城県桜川市)に移築されています。
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-環境省・栃木県
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