小山市: 間中稲荷神社

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概要・歴史・観光・見所
間中稲荷神社(小山市)概要: 間中稲荷神社は栃木県小山市間中に鎮座している神社です。間中稲荷神社の創建は不詳ですが古くから信仰されてきた神社で宝永5年(1708)には京都神祇官から正一位に列しています。近世まで神仏混合し稲荷大明神と呼ばれていましたが明治時代初頭に発令された神仏分離令により仏式が排され社号を稲荷神社に改め、明治5年(1872)には郷社(明治10年:1877年に改めて村社)に列しました。

現在の本殿は正徳5年(1715)旧真弓村の人見又兵衛が棟梁として建立されたもので、一間社流造り、こけら葺きで社殿全体に獅子や像、中国の古事など精巧な彫刻が施され極彩色で彩られています。間中稲荷神社の本殿は小山市内でも古い部類の神社本殿建築として彫刻の歴史性がわかるものとして貴重な事から平成5年(1993)に小山市指定有形文化財に指定されています。拝殿は木造平屋建て、入母屋、銅板葺、桁行3間、梁間2間、正面1間向拝付き、外壁は真壁造り板張り。祭神:稲倉魂命。

【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-小山市教育委員会

間中稲荷神社:写真

間中稲荷神社境内正面に設けられた朱色の大鳥居
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間中稲荷神社参道から見た石造狛犬と石燈篭と木製燈篭 間中稲荷神社社殿(拝殿・幣殿・本殿)左斜めからの全景 間中稲荷神社本殿覆い屋と幣殿と透塀 間中稲荷神社本殿壁面と隔板に施された彫刻


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