小山市: 安房神社

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概要・歴史・観光・見所
安房神社(小山市)概要: 安房神社は栃木県小山市 粟宮に鎮座している神社です。安房神社の創建は崇神年代(紀元前97〜30年)に勧請されたのが始まりとされ、その後、仁徳年間(373〜399年)に再建したと伝えられています。延長5年(927)にまとめられた延喜式神名帳に記載されている式内社下野国十一社の1つ阿房神社(下野国寒川郡 阿(安)房神社)とされ格式の高い神社でした。天慶2年(939)、藤原秀郷が平将門の乱平定の折、戦勝祈願すると見事念願成就、神意に感謝し社領の寄進や汁器の奉納など行い、藤原家代々の守護神として長く崇敬庇護しました。中世以降周辺を支配した小山氏は秀郷の後裔を自称する国人領主で秀郷縁の当社を崇敬社し小山領総鎮守として庇護し鎌倉公方・古河公方からも崇敬されました。

戦国時代の兵火により安房神社の境内にあった多くの社殿、社宝、記録などが焼失、さらに天正3年(1575)に小田原北条氏の侵攻により祇園城(小山城)が落城し小山氏が没落すると庇護者を失い一時衰退しましたがその後再興されています。古くから神仏習合し"粟宮明神"などと呼ばれていましたが明治時代初頭に発令された神仏分離令により仏式が排され、現在の社号である安房神社に改称、明治10年(1877)に郷社に列し、明治40年(1907)に神遷幣帛料供進社に指定されています。

安房神社拝殿は木造平屋建て、入母屋、銅板葺、平入、正面千鳥破風、桁行4間、梁間2間、正面1間軒唐破風向拝付、外壁は真壁造り板張り。本殿は一間社流造、桧皮葺、外壁は精緻な彫刻と極彩色で彩られ殿内には寛政8年(1796)に太々神楽講中により奉納された絵馬が掲げられています。祭神は天太玉命・道稚郎子命。配神は火産靈命、木花開耶姫命、大己貴命、天津神、国津神。

安房神社の文化財
・ 安房神社文書(10通)−俵藤太戦勝祈願文他−小山市指定有形文化財
・ 太々神楽-例祭:大晦日〜元旦・4月第2日曜日奉納-小山市無形民俗文化財
・ アワガラ神輿習俗−例祭:11月21日−小山市指定無形民俗文化財
・ モミ群落−推定樹齢130年、樹高約20m他−小山市指定天然記念物

安房神社:写真

安房神社境内正面に設けられた大鳥居と石造社号標
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安房神社境内の手水舎と石垣の上に設けられた玉垣 安房神社拝殿正面と石造狛犬と石燈篭 安房神社社殿(拝殿・幣殿・本殿)全景右斜め前方 安房神社本殿覆い屋と透塀


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