白糸の滝(日光市・滝尾神社)概要: 案内板によると「 天狗沢にかかる名瀑。高さ約10メートル。弘法大師修行の場と伝えられる。文明18年(1486)京都聖護院の道興准后が日光を訪れ、その時の紀行文「廻国雑記」に左の和歌が詠まれている。 "世々を経て 結ぶ契りの 末なれや この滝尾の たきの白糸"」とあります。廻国雑記とは道興准后によって記された紀行文で文明18年(1486)6月から文明19年(1487)3月までの約10ヶ月、京都から北陸、関東、東北地方の名所や歌枕の土地などを遊歴し、その場所の説明と、そこで感じた感情を和歌・連歌・漢詩で表現しています。道興准后は滝尾神社の参拝で白糸の滝を見た時「瀧の尾と申し侍るは無雙隻の霊神にてましましける。飛瀧の姿目を驚し侍りき」とも記しています。
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