日光二荒山神社

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概要・歴史・観光・見所
日光二荒山神社概要: 二荒山神社の創建は神護景雲元年(767)勝道上人が二荒山(男体山)の神を現在の本宮神社境内に勧請したのが始まりと伝えられています。延暦元年(782)には男体山頂に祠(現在の二荒山神社奥宮)を建立し二荒山修験道の基礎となり、以降神仏習合の形態となります。延暦3年(784)に参拝が困難な事から男体山麓に二荒山神社中宮祠を建立、弘仁11年(820)には空海が女峰山の祭神である田心姫命を勧請し滝尾権現を建立して遥拝所とし、嘉祥元年(848)には慈覚大師が日枝神社を滝尾権現境内に勧請しました(後の新宮)。その後、現在の本社の境内付近に二荒山神社を遷座し、本宮には太郎山の祭神である味耜高彦根命を勧請したことで、日光三山である男体山、女峯山、太郎山の祭神、大己貴命、田心姫命、味耜高彦根命をそれぞれ祀る二荒山神社本社、滝尾神社、本宮神社の日光三所が確立し、12世紀には神仏習合の形態がさらに強まり本地である千手観音、阿弥陀如来、馬頭観音が当てられます。

延長5年(927)にまとめられた延喜式神名帳に記載されている名神大社(延喜式神名帳に記載されている二荒山神社は現在の宇都宮市に鎮座する二荒山神社とする説が有力。)で下野国一之宮、関東総鎮守として広く信仰され、鎌倉時代に入ると幕府、室町時代に入ると小田原北条氏から厚い崇敬を受けました。戦国時代には庇護者である小田原北条氏に組みした為、豊臣秀吉と対立し北条氏が滅ぶと社領が認められないなどの弾圧を受け一時衰退します。江戸時代に入り、日光の地に徳川家康が祀られることになると幕府から崇敬されるようになり社領の寄進や社殿の造営などが行われ社運が隆盛しします。明治時代初頭に発令された神仏分離令により仏式が廃され神社として独立、二荒山神社本社となり、別宮として滝尾神社と本宮神社という形態が確立、明治6年(1873)には宇都宮の二荒山神社に加えて国幣中社に列しています。

又、二荒山神社の神域は現在でも中宮祠がある中禅寺湖湖畔から奥宮のある男山一帯までと広く伊勢神宮に次ぐ広さと言われています。現在の日光二荒山神社本社本殿は元和5年(1619)、2代将軍徳川秀忠が造営したもので単層入母屋(正面千鳥破風付)、銅瓦葺(元檜皮葺)、桁行11m、梁間12m、軒唐破風向拝付、安土桃山様式の八棟造りを採用した神社本殿建築の遺構として貴重な存在で周囲に付随する唐門・掖門・透塀・鳥居と共に国指定重要文化財に指定されています。拝殿は正保年間(1644〜48)に建てられたと推定される建物で単層入母屋、銅瓦葺、桁行16m、梁間12m、日光に建てられた社殿建築の中では彫刻や文様が少なく採用している彩色の数も限定的なことが特徴で本殿同様に国指定重要文化財に指定され、世界遺産に登録されています。

二荒山神社の御祭神
・ 二荒山大神:大己貴命(父神)・田心姫命(母神)・味耜高彦根命(子神)

二荒山神社の御利益
・ 縁結び・子授け・開運・若返り・眼病など

二荒山神社の重要文化財
・ 本殿-元和5年,入母屋,銅瓦葺,軒唐破風向拝,八棟造−国重要文化財
・ 拝殿-正保2年、入母屋、銅瓦葺−国重要文化財 
・ 日枝社-嘉祥元年、一間社、入母屋、妻入、銅瓦葺−国重要文化財
・ 朋友社-元禄14年、一間社流造、檜皮葺−国重要文化財
・ 神輿社-元和3年、入母屋、銅瓦葺、平入、素地造−国重要文化財
・ 大国殿-宝形造、檜皮葺、桁行3間、梁間3間−国重要文化財
・ 銅燈篭-正応5年奉納、唐銅製春日造−国重要文化財
・ 唐門-元和5年、平唐門、銅瓦葺−国重要文化財
・ 掖門及び透塀-元和5年、棟門、銅瓦葺−国重要文化財

日光山内・日光の社寺・世界遺産
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二荒山神社:写真

二荒山神社
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神門
神門
拝殿
拝殿
日枝神社
日枝神社
神輿舎
神輿舎
御神木
御神木
神輿舎
神輿舎
本殿
本殿
朋友社
朋友社
二荒霊泉
二荒霊泉
大国殿
大国殿
境内
境内
神門(楼門)
神門(楼門)


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