日光駅概要: 日光駅は大正元年(1912)に建てられた木造2階建ての駅舎です。屋根は寄棟、瓦吹きで千鳥破風状のドーマや洋風の棟飾りが設えられ、外壁は腰壁が板張り、その他がハーフティンバー風で柱などの構造体が外壁面に表しとなっています。縦長の上げ下げ窓や軒廻りの蛇腹状の収まりなど当時の駅舎建築の形状を良く残していて、内部には大正天皇が田母沢御用邸を訪れた際利用された貴賓室も保存されているようです。日光駅は大正時代に造られた洋風駅舎建築の遺構として貴重な事から平成19年(2007)に近代化産業遺産に認定されています。
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