鹿沼市: 磯山神社

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概要・歴史・観光・見所
磯山神社(鹿沼市)概要: 磯山神社は栃木県鹿沼市磯町に鎮座している神社です。磯山神社の創建は永延2年(988)藤原権介が勧請したのが始まりとつたえられています。歴代領主にも崇敬され堀鳥丸大納言郷の祈願所となり、中世には壬生氏の崇敬社となりました。永禄10年(1567)には当時の壬生城(栃木県壬生町)の城主壬生彦次郎藤原氏勝が鰐口を奉納しています。江戸時代に入ると徳川家から庇護され慶安元年(1648)に三代将軍徳川家光から7石1斗余の朱印状を与えられると代々の将軍から同待遇を受け、江戸時代中期の享保元年(1716)に神位守源宣旨正一位が授けられています。

古くから神仏混合の形態を保っていましたが明治時代初頭に発令された神仏分離令により別当寺院だった円徳寺と分離して明治5年(1872)に郷社に列し(後に村社)、大正7年(1918)に神饌幣帛料供進神社に指定されています。又、廃寺になった円徳寺の梵鐘を所有し平成30年(2018)に鹿沼市指定有形文化財(工芸品)に指定されています。円徳寺の梵鐘は延享4年(1748)に佐野天明金屋町出身の鋳物師長谷川弥一藤原秀勝が制作したもので、総高110.0cm、口径61.5cm、100文字の真言梵字が施されている百字真言鐘で通称「イボなしの鐘」、太平洋戦争時の金属類回収も回避された貴重なものとされます。

現在の磯山神社本殿は寛文2年(1662)に建てられたもので、三間社流造、銅板葺(元檜皮葺)で外部は朱色に塗られています。正面は三間とも板唐戸で、跳高欄つきの縁を三方にめぐらし軸部、軒回り、破風、海老虹梁、懸魚、木鼻などはその当時の工法が良く残っており昭和62年(1987)に栃木県指定重要文化財に指定されています。拝殿は木造平屋建て、入母屋、銅板葺き、平入、桁行4間、張間3間、正面1間向拝付き、外壁は真壁造白漆喰仕上げ。磯山神社境内にある大杉(本殿西側:樹高約41m、幹周約4.6m、推定樹齢400年・本殿裏側:樹高約34m、幹周約6.2m、推定樹齢約500年)が昭和59年(1984)に鹿沼市指定天然記念物に指定されています。祭神:大己貴命。配神:伊弉冊命、大日靈貴命、木花咲耶比売命。

磯山神社:写真

磯山神社参道沿いにある紫陽花と石鳥居
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磯山神社参道から見た拝殿と石造狛犬 磯山神社社殿全景と石燈篭 磯山神社本殿と幣殿と玉垣 磯山神社境内に生える杉の大木


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