星宮神社(足利市)概要: 星宮神社は栃木県足利市梁田町に鎮座している神社です。星宮神社の創建、由来などは不詳ですが古くから旧梁田村の鎮守として信仰されてきた神社です。本殿は覆屋内部にある為、詳細は分かりませんが案内板によると、享和元年(1801)に造営されたもので、一間社流造、こけら葺きで屋根は千鳥破風が設え正面には唐破風向拝が付いています。社殿の壁面、腰壁、脇障子の略前面に精緻な彫刻が施され細部の組物や工法なども見るべきものがあり貴重な事から平成6年(1994)に足利市重要文化財に指定されています。
又、明治10年(1877)に奉納された"星宮神社地祖改正絵馬(附:地籍図・測量用平板・検尺)"には田植え風景や測量風景が描かれたもので縦118cm、横242cm、縁幅8cm、縁厚6cm、明治時代初期に発令された地租改正の様子が解る貴重なものとして平成6年(1994)に足利市指定民俗文化財に指定されています。星宮神社拝殿は木造平屋建て、入母屋、桟瓦葺き、平入、桁行3間、正面1間向拝付き、外壁は真壁造白漆喰仕上げ。祭神:天津日高彦火瓊瓊杵尊。配神:大物主命と素盞嗚尊、保食神、大山祇神。
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-足利市教育委員会
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