足利市: 名草巨石群

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概要・歴史・観光・見所
名草巨石群(足利市)概要: 名草巨石群は栃木県足利市名草上町に位置しています。名草巨石群は約10万年前に火山活動により噴出したマグマが冷え固まり直径1.5kmほどの花崗岩体を形成、その後の長い年月をかけて風化や雨水などの浸食により現在見られる巨石群となりました。特に花崗岩は深成岩で見られる方状節理が多く、それに沿って浸食が進む為、一見すると加工された様な直線的な岩肌も多く独特な景観を造り出しています。このような景観、現象は当時の人々から見ると自然界では有り得ず神意によって造り出されたとして信仰の対象となり厳島神社境内周辺には「弁慶の手割石」、「御供石」、「太鼓石」、「石割楓」、「御舟石」といった名称を付けられている巨石が点在しています。

「弁慶の手割石」は厳島神社社殿の前面に位置する高さ約2m、幅約3m程の巨石で伝承によると武蔵房弁慶がこの石の真上に仁王立ちになり錫杖を突きつけると不思議と一直線に割れたと伝えられています。「御供石」は高さ11m以上、周囲30m以上と名草巨石群の中でも最大級の巨石で、その存在感に圧倒され神意を感じさせくれるだけで無く、重なり合う事で大人でもその隙間を通過する事が出来る為、「胎内くぐり」と呼ばれています。一般的に「胎内くぐり」とは、巨石で構成された隙間や穴などを女性の胎内や子宮に例え、そこを潜ると生まれ変わると信じられており、特に罪を犯した人物は罪が消え人生がやり直せるとも云われています。名草巨石群の「胎内くぐり」では特に子宝、安産に御利益があると信仰されているようです。

又、厳島神社の奥之院にあたる場所も巨石で構成され、磐座(神の世界と人の世界を繋ぐ場所、神が降臨する場所)とも云われ石祠が祀られています。名草巨石群は、景観的に優れ、学術的にも貴重な資料になる事から、昭和14年(1939)に国の天然記念物に指定されています。

名草巨石群:写真

名草巨石群
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厳島神社 厳島神社 厳島神社 厳島神社


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