足利市: 長林寺

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概要・歴史・観光・見所
長林寺(足利市)概要: 大祥山長林寺は栃木県足利市西宮町に境内を構えているの曹洞宗の寺院です。長林寺の創建は文安5年(1448)足利長尾景人が開基となり大見禅竜禅師が開山したのが始まりと伝えられています。景人は山内上杉家の家臣で、寛正6年(1465)に下野足利荘を与えられた事で足利長尾の祖となり、文明3年(1471)に足利成氏によって攻められ死去しています。当初は長雲寺と称し勧農城(岩井山)の麓にありましたが三代景長が現在地に移し長林寺と改称しました。足利長尾氏は景人、定景、景長、憲長、政長、顕長の6代に亘りこの地を治め長林寺は歴代の菩提寺となり寺運も隆盛します。戦国時代末期、小田原北条家に付いた足利長尾氏は小田原の陣で北条家没落と命運を共にし長林寺も一時衰微します。元和元年(1615)に再興され、さらに元禄年間(1688〜1704年)に別格地となり明治維新まで多くの僧侶が道場として修行を行いました。

現在の長林寺山門は元禄15年(1702)に再建されたもので切妻、桟瓦葺、四脚門(中心の本柱の前後に控柱を設けて計6本で屋根を支える門形式)、江戸時代中期の山門建築で建築年が明確なことから平成8年(1996)に足利市指定有形文化財に指定されています。現在の長林寺本堂は昭和4年(1929)に再建されたもので寄棟、本瓦葺、桁行5間、梁間4間、建築面積153u、設計は小林福太郎、外観は古来からの寺院本堂建築ですが鉄筋コンクリート造で「造形の規範となっているもの」との理由から平成16年(2004)に開山堂と共に国登録有形文化財に指定されています。寺宝には足利長尾氏縁の品々を多く所有していて文化財指定されているものも多数あります。境内には歴代足利長尾氏の墓碑が並び貴重な事から昭和46年(1971)に足利市指定史跡となっています。足利七福神:福禄寿。山号:大祥山。宗派:曹洞宗。本尊:聖観世音菩薩。

長林寺の文化財
・ 紙本著色 長尾景長・憲長・政長像−室町時代−国指定重要文化財
・ 絹本墨画淡彩観瀑図-室町,狩野正信筆,縦119.7p,横37.4p-国重要文化財
・ 笈 木製鎌倉彫牡丹桃実文笈-室町,高さ88.0cm,四段-国指定重要美術品
・ 銅鐘-應永23年(1415),総身101.2p,口径54.2p-国指定重要美術品
・ 木印印文「禪」-室町時代,印面径3.2p,高さ5.0p-国指定重要文化財
・ 絹本著色釈迦三尊・十六善神図−南北朝(14世紀)−栃木県指定文化財
・ 絹本著色柳堤聞鶯之図−室町時代−足利市指定有形文化財
・ 絹本著色達磨像−江戸時代−足利市指定有形文化財
・ 銅造 大日如来坐像−江戸時代−足利市指定有形文化
・ 紺糸威餓鬼銅具足−室町時代−足利市指定有形文化
・ 長林寺山門−元禄15年(1720)−足利市指定有形文化
・ 石造地蔵菩薩立像-正徳元年(1711),像高160p-足利市指定有形文化財
・ 長尾氏歴代墓所−五輪塔(5基)・宝篋印塔(14基)−足利市指定史跡
・ 田崎草雲墓所−明治時代−足利市指定史跡
・ 長林寺本堂−昭和4年(1929)−国登録有形文化財
・ 長林寺開山堂−昭和4年(1929)−国登録有形文化財

長林寺:写真

長林寺
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