栃木市: 連祥院六角堂

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概要・歴史・観光・見所
連祥院六角堂(栃木市)概要: 大平山連祥院は栃木県栃木市平井町に境内を構えている天台宗の寺院です。六角堂連祥院の創建は天長4年(827)慈覚大師円仁(第3代天台座主・入唐八家の1人)により開かれたのが始まりと伝えられています。当初は太平山神社と神仏混合し別当寺院として祭祀を司り大きな影響力を持つようになりました。第53代淳和天皇の勅願寺になるなど次第に信仰も広がり最盛期には摂末社及び支院、末寺を合わせると80余を数えたとされ歴代領主や上杉謙信といった戦国大名にも崇敬庇護されました。連祥院は天正年間(1573〜1593年)の兵火により多くの堂宇、社殿が焼失し一時衰退しましたが江戸時代に入り再興され、特に3代将軍徳川家光の側室で、4代将軍徳川家綱の生母となったお楽の方(高島御前・宝樹院)が当地の出身で篤く帰依していた事から社領50石が安堵され延享3年(1747)には大寺格に列しています。

明治時代初頭に発令された神仏分離令とその後の廃仏毀釈運動により連祥院は廃され、連祥院六角堂山頂付近にある堂宇は破却(中腹の仁王門は太平山神社の随神門として現存)されましたが、それを惜しんだ信者や市内有志者が浄財を募り明治38年(1905)に現在の本堂、六角堂が建立されました。大平山六角堂は2重屋根、桟瓦葺、開口部は花頭窓を採用し、正面には入母屋、平入、桟瓦葺、正面千鳥破風、唐破風の大きな向拝が付いた建物で明治時代に建てられた寺院建築の遺構として貴重な事から平成6年(1994)に栃木県指定有形文化財に指定されています。又、本尊の虚空蔵尊は聖徳太子が自ら彫り込んだと伝わる古仏像(虚空蔵尊としては栃木県最古とも)で現在は秘仏(1月1日〜5日まで御開帳)、貴重な事から平成2年(1990)に栃木県指定文化財に指定されています。又、寺宝である絹本著色虚空蔵曼荼羅図も貴重な事から平成5年(1993)に栃木県指定文化財に指定されてます(現在は栃木県立博物館で管理しています)。山号:大平山。宗派:天台宗。本尊:虚空蔵尊。

連祥院六角堂:写真

六角堂
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