金堂(医王寺)概要: 医王寺金堂(本堂)は元禄年間(1688〜1703年)に再建された建物です。桁行き5間、梁間5間、寄棟、茅葺、一間向拝、軒坪約500u、屋根坪約1000u、高さは20mあります。壁は内外ともに朱色で塗られ欄間や蟇股などには繊細な彫刻が施されています。特に屋根四隅には力士像が鎮座し建物の四方を霊的に守っているようです。内部は内陣と外陣に分かれていて、内陣には須弥壇が設けられ内部にはさらに宮殿(入母屋)があり薬師三尊像が安置されています。医王寺金堂は当時の建物で江戸時代中期に建てられた寺院建築の遺構として貴重なことから昭和48年(1973)に栃木県指定重要文化財に指定されています。
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