本堂(鑁阿寺)概要: 鑁阿寺本堂は弘安10年(1287)に先代 の本堂が落雷で大破した事から正安元年(1299)に7代当主足利貞氏が再建した建物です。その後、永享4年(1432)と元禄年間(1688〜1704年)に大改修が行われ現在のような姿になっています。桁行5間、梁間5間、入母屋、 瓦葺きで正面、背面共に唐破風向拝が付いています。内部には3間の内陣があり元禄年間(1688〜1704年)に建立された観音壇厨子(一間社、入母屋、妻入、正面唐破風、極彩色、足利市指定文化財)が設置され大日如来像(鎌倉時代後期作、栃木県指定重要文化財)が安置されています。様式は鎌倉時代初期の禅宗様で唐様と和様の折衷とするなど鎌倉時代の代表的な寺院建築として明治41年(1908)に国宝に指定され戦後法令の改正で国重要文化財に、平成25年(2013)に改めて国宝に指定されています。
鑁阿寺境内
[ 太鼓橋 ] ・
[ 山門 ] ・
[ 本堂 ] ・
[ 多宝堂 ] ・
[ 経堂 ] ・
[ 不動堂 ]
[ 御霊屋 ] ・
[ 大酉堂 ]・
[ 大黒堂 ] ・
[ 蛭子堂 ] ・
[ 鐘楼 ] ・
[ 東門 ]
[ 北門 ] ・
[ 西門 ]
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