山門(鑁阿寺)概要: 鑁阿寺山門は建久7年(1196)に足利義兼によって 建立したのが始まりとされます。現在の山門は室町時代の兵火で焼失後の永禄7年(1564)に13代将軍足利義輝が再建したものです。山門は八脚門楼門で三間一戸、桁行3間、張間2間、入母屋、瓦葺き、外壁は真壁造り板張り、2層目には高欄が廻り、両脇には仁王像(鎌倉時代に運慶により彫り込んだと伝えられています。阿形、吽形共に栃木県指定重要文化財)が安置されています。華美な彫刻や極彩色など廃した質実剛健的な建物で鑁阿寺の正門として規模と格式をもつ重厚な印象を与えてくれます。鑁阿寺山門は室町時代後期に建てられた楼門建築の遺構として貴重な事から昭和56年(1981)に栃木県指定重要文化財に指定されています。
鑁阿寺境内
[ 太鼓橋 ] ・
[ 山門 ] ・
[ 本堂 ] ・
[ 多宝堂 ] ・
[ 経堂 ] ・
[ 不動堂 ]
[ 御霊屋 ] ・
[ 大酉堂 ]・
[ 大黒堂 ] ・
[ 蛭子堂 ] ・
[ 鐘楼 ] ・
[ 東門 ]
[ 北門 ] ・
[ 西門 ]
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